柔道界のレジェンド小室浩二さんへの5つの質問

小室浩二氏は柔道六段黒帯であり、高専柔道家・平田佳苗氏の下で修行するという栄誉に輝いた。小室さんはまた、日本の総合格闘技界のレジェンドである中井祐樹さんからブラジリアン柔術の黒帯を獲得した。

小室さんは、4 つの優れた教則 DVD (英語) と寝技に特化した素晴らしい書籍『Judo Newaza of Kouji Komuro Komlock』(これも英語) をリリースしました。この本はペーパーバックと電子ブックで入手できます。

ブドー・ジェイク: 柔道は人格形成に誇りを持っています。これは創業者嘉納治五郎が常に強調してきたことです。柔道のトレーニングがあなたを人間としてどのように変えたと感じますか?

小室浩二：柔道を通じてたくさんのことを学びました。私が学んだ最も重要なことは、決して諦めないこと、そして努力は必ず報われるということです。これまで色々な困難もありましたが、なんとか乗り越えることができました。それは友達、先生、家族のサポートのおかげです。柔道の絆が私を強くしてくれました。

BJ: もちろんブラジリアン柔術は柔道から来ていますが、厳密に言えば、柔道と柔術の違いはどのように定義されますか?

KK:最も単純な答えは、柔道は立ち技のスポーツであり、ブラジリアン柔術は寝技であるということです。もちろん、リンクするところはありますが、それぞれの強みは異なります。

BJ: BJJ は過去数十年で世界的に驚異的な成長を遂げました。柔道家としてそれについてどう思いますか？彼らが柔道からスポットライトを奪ったように感じますか?

KK: 柔道がブラジリアン柔術からスポットライトを奪われたとは思いません。 BJJは世界中で人気があり、多くの人に親しまれています。商業的に成功したことは特筆に値すると思います。柔道の創始者である嘉納治五郎は、柔道の商業化を求めていませんでした。代わりに、彼はそれをオリンピック競技として採用するために働きました。二つの良いところが影響し合って繁栄していくことが大切だと思います。

BJ: あなたは長い間柔道を教えてきました。あなたが生徒たちに行う最も一般的なアドバイスは何ですか?

KK: 道徳的には、感謝と礼儀を忘れてはいけないと教えています。柔道は肉体的なことだけではないと思います。技術的に言えば、私はいつも生徒たちに、投げるなら相手を地面に押さえつける必要があると指導しています。

BJ: それは素晴らしいアドバイスですね、先生。さて、柔道、ブラジリアン柔術、総合格闘技で大きな成功を収めた後、最近は何に興奮しているのですか?

KK: 以前、私は柔道の技術を広めるためにさまざまな国を旅しました。本を出版し、Youtubeに動画を投稿しました。私が学んだ柔道の技を広め、後世に伝えていくためです。テクノロジーは生まれては消えていきます。私にはこの古来の芸術を絶やさないように継承していく責任があると感じています。

しかし、私は次のステージに進みました。私は今、高校の教師をしています。今は人材育成に興味があります。

BJ: 小室先生、今日はお話しする時間を割いていただき、本当にありがとうございました。あなたはグラップリング界の素晴らしいロールモデルです。まだの方には、DVD や本を見て、柔道とグラップリングに関する幅広い知識を学んでいただくことをお勧めします。